
登校しなくても単位を取得できる科目もある
文系の科目はオンライン学習が可能なものが多い
通信制大学の魅力はたくさんありますが、自由な時間が限られている社会人にとって、登校しなくても単位の取得ができるのは大きな利点と言えます。たとえば、文学部や心理学部、法学部などの文系学部を設置している通信制大学の中には、自宅でのパソコンやタブレットを使ったオンライン学習に対応しているところが多く、一度も通学せずに単位取得のためのレポート提出や期末試験の受験も可能です。オンライン学習の受講料金は大学ごとにバラつきがありますが、対面授業のように交通費や宿泊費が掛からないため、経済的な面での負担も小さくなっています。なお、科目によってはオンライン学習の他に複数の学習方法が選べるものもあり、履修登録をする際は自分にとってどのような方法が向いているかよく検討しましょう。
資格過程は実習や演習を除き自宅学習ができることも
通信制大学に入学をして教職や医療、福祉などの資格過程を履修したい場合は、卒業までに取得をしなければならない単位の数や、主な学習方法について確認することが大切です。社会人の学生へのフォローが行き届いている大学では、資格過程を履修している学生を対象に、実習や演習などの授業を除いて、テキストを使った学習ができるシステムを採用しているところもあります。また、大学によっては、自宅学習で孤独感を感じないよう、随時専属の学習アドバイザーや教員が各科目の学習相談に乗るなど学びやすい環境が整っています。そこで、資格取得に興味がある人は、志望校を決めるうえで評判が良い通信制大学の資格過程の特徴を比較することが重要です。
国語の教員免許を通信で取得する方法として、通信制大学を卒業する方法があります。高等学校教員免許ならば、関東に6大学と関西に2大学あります。